さまざまなユーザーのニーズとソリューションを満たすために、真空断熱/ジャケットパイプの設計ではさまざまなカップリング/接続タイプが生み出されます。
カップリング/接続について議論する前に、2つの状況を区別する必要があります。
1.真空断熱配管システムの端部は、貯蔵タンクや機器などの他の機器に接続され、
A. 溶接カップリング
B. フランジカップリング
C. Vバンドクランプカップリング
D. バヨネットカップリング
E. ねじ込みカップリング
2. 真空断熱配管システムは長尺であるため、配管全体を一体として製造・輸送することはできません。そのため、真空断熱配管間にも継手が設けられています。
A. 溶接継手(断熱スリーブにパーライトを充填)
B. 溶接継手(絶縁スリーブを真空排気)
C. フランジ付き真空バヨネットカップリング
D. Vバンドクランプ付き真空バヨネットカップリング
以下の内容は、2 番目の状況でのカップリングに関するものです。
溶接接続タイプ
真空断熱管の現場接続タイプは溶接接続です。非破壊検査(NDT)で溶接点を確認後、断熱スリーブを装着し、スリーブ内にパーライトを充填して断熱処理を行います。(スリーブは真空引き、または真空引きとパーライト充填の両方を行うこともできます。スリーブの外観は若干異なります。主にパーライト充填スリーブを推奨します。)
真空断熱管の溶接接続タイプには、複数の製品シリーズがあります。16bar以下のMAWPに適したもの、16barから40barまでに適したもの、40barから64barまでに適したもの、そして液体水素およびヘリウム(-270℃)用のものがあります。


真空バヨネット接続タイプ(フランジ付き)
Vバンドクランプ付き真空バヨネット接続タイプ
投稿日時: 2022年5月11日